運動療法を中止した際の予後について解説

運動療法を中止した場合のリスクとは?

続けていた運動療法を中止しても、すぐに体の変化はないかと思います。

運動療法以外で薬物療法や食事療法を継続しているのならば尚のことです。

しかしながら運動を継続しないと当然筋力や体力が徐々に衰えていきますし、加齢に伴い筋肉の量が減ってしまう「サルコペニア」になるリスクが高くなります。

 

サルコペニアのリスクとその影響

サルコペニアとは厚生労働省の『生活習慣病予防のための健康情報サイト』によれば「筋肉の量が減少していく老化現象のことです。25~30歳頃から進行が始まり生涯を通して進行します。」とあります。

なんと20代という若さから進行が始まっているのです。

筋力が衰えていくサルコペニアと糖尿病の関係は腎機能に影響していきます。

 

糖尿病とサルコペニアの関係

サルコペニアは腎機能(尿中アルブミン値、尿蛋白値、およびeGFR)の低下と有意に関連した¹⁾という報告があり、糖尿病の合併症の一つ糖尿病性腎症になりやすくなるということです。

ただでさえ糖尿病の人は腎機能が衰えているのにサルコペニアはそれに追い打ちをかけるように腎機能を落としていきます。

ですが、サルコペニアは運動を継続することで進行の程度を抑えることができます

 

運動でサルコペニアを防ぐ方法

運動を中止してしまう要因に「運動前の準備が大変」「雨が降ってるから外にいけない」などモチベーションや環境によって運動をやめてしまうケースが多いです。

スマリハPROは場所と時間を選ばず、自宅でもオフィスでも気軽に運動ができます。

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参考文献

1)Ida S, Kaneko R, Imataka K, Murata K. Association between Sarcopenia and Renal Function in Patients with Diabetes: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Diabetes Res. 2019 Nov 18;2019:1365189. doi: 10.1155/2019/1365189. PMID: 31828155; PMCID: PMC6885774.
要約:サルコペニアと腎機能の関係。サルコペニアは腎機能(尿中アルブミン値、尿蛋白値、およびeGFR)の低下と有意に関連した。
リンク:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31828155/