多裂筋ストレッチについて解説

多裂筋ストレッチについて解説

多裂筋とは?どんな役割をしている?

「多裂筋」という言葉は聞いたことがない方が多いかと思います。

多裂筋とは背骨についている筋肉で、主には腰を反ったり捻ったりする時に働きます。

それだけではなく多裂筋と脊柱起立筋の活動は姿勢に関係している¹⁾という報告もあり、多裂筋は私たちの無意識化で働いていることがわかります。

 

糖尿病と多裂筋の関係

糖尿病と多裂筋の関係について説明しますと、国際的に用いられている体格指数のBMI値が高くなると糖尿病の有病率が高くなる²⁾ことが知られており、BMI25以上になると様々な健康障害(肥満症診断基準)のリスクが高まります。

その一つに運動器疾患(変形性関節症、変形性脊椎症)があり脊椎に負担をかけることが知られています。

 

多裂筋のストレッチを行うことで姿勢を保持が可能

そこで多裂筋のストレッチを行うことで柔軟性を高め筋肉を働きやすくし、姿勢保持変形性脊椎症予防と言った効果が期待できます。

スマリハPROには多裂筋ストレッチのプログラムを用意しています。

スマリハPRO専用のセンサー機器を装着し、目的の角度と回数を担当セラピストが一人一人にあった運動強度で提供します。

スマリハPROでは、運動別にチュートリアル動画を用意しているので一人でも安心して実施が可能ですから運動に不安がある人でも大丈夫です。

週に1度の面談、チャット機能でいつでも担当セラピストに相談ができ、アフターフォローも充実しています。

気になる方は是非、スマリハPROに問い合わせを。

 

 

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参考文献
1)ShahAli S, Shanbehzadeh S, ShahAli S, Ebrahimi Takamjani I. Application of Ultrasonography in the Assessment of Abdominal and Lumbar Trunk Muscle Activity in Participants With and Without Low Back Pain: A Systematic Review. J Manipulative Physiol Ther. 2019 Sep;42(7):541-550. doi: 10.1016/j.jmpt.2019.05.003. PMID: 31864437.
要約:体幹筋の筋活動について。多裂筋と脊柱起立筋は姿勢に、腹筋は直立姿勢に筋活動が関係している。
リンク:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31864437/

2)Boffetta P, McLerran D, Chen Y, Inoue M, Sinha R, He J, Gupta PC, Tsugane S, Irie F, Tamakoshi A, Gao YT, Shu XO, Wang R, Tsuji I, Kuriyama S, Matsuo K, Satoh H, Chen CJ, Yuan JM, Yoo KY, Ahsan H, Pan WH, Gu D, Pednekar MS, Sasazuki S, Sairenchi T, Yang G, Xiang YB, Nagai M, Tanaka H, Nishino Y, You SL, Koh WP, Park SK, Shen CY, Thornquist M, Kang D, Rolland B, Feng Z, Zheng W, Potter JD. Body mass index and diabetes in Asia: a cross-sectional pooled analysis of 900,000 individuals in the Asia cohort consortium. PLoS One. 2011;6(6):e19930. doi: 10.1371/journal.pone.0019930. Epub 2011 Jun 22. PMID: 21731609; PMCID: PMC3120751.
要約:肥満と糖尿病の関係。メタアナリシス(複数の研究)でBMIと糖尿病有病率は関係している。
リンク:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21731609/